ロボットはロボット作成者が設定したルールにもとづき、投資対象資産の値動きなどを常時チェックし、
トレード(新規のエントリーと決済イグジット)を行います。
トレード勝率とは、
そのロボットが行った全ての仮想トレードのうち、利益が出たトレードの割合を示します。
トレード勝率が高ければ高いほど、
ロボットが行ったトレードが利益で終わる可能性が高いことを意味しますが、
ロボットによっては1回の負けが大きいロボットもあり、
トレード勝率が高いからといって必ずしも運用益が出やすいわけではないことにご注意ください。
また、過去のトレード勝率が、将来における同等の成功率を保証するものではない点もご注意ください。
例えば以下の例であれば、ロボットAはロボットBよりトレード勝率は高いですが、
結果として運用益の期待値はロボットBの方が高くなります。
ロボットA
・トレード勝率 70%
・勝った場合の1トレードあたり平均利益 +1%
・負けた場合の1トレードあたり平均損失 -3%
⇒ 1トレードあたりの期待値 = 1×0.7 - 3×0.3= -0.2%
ロボットB
・トレード勝率 50%
・勝った場合の1トレードあたり平均利益 +3%
・負けた場合の1トレードあたり平均損失 -1%
⇒ 1トレードあたりの期待値 = 3×0.5 - 1×0.5 = +1%