全ての金融商品には「リターン」と「リスク」があります。一般に、リスクを低く抑えようとするとリターンは下がり、高いリターンを得ようとするとリスクも高まるため、リスクとリターンは比例する傾向があります。運用商品では、この比率を「シャープレシオ」と呼び、成績を判断する重要な指標にしています。

リターン

資産運用で得られると想定される収益のことです。たとえば、リターンが5%なら、100万円を運用したときに5万円の利益が見込めるという意味です。QUOREAでは、1年間で得られると想定される収益(リターン)を、次のデータをもとに算出しています。

QUOREAのリターンは、想定される利用料金(1回の取引の往復あたりのQUOREAの利用料金と、各接続先の手数料)も含めて算出しています。

リスク

資産運用の「リスク」は、いわゆる「危険」や「損失」のことではなく、「資産の価格などが上下する可能性」、つまり収益(リターン)の振れ幅の大きさのことです。リスクが大きいとは、大きな収益を得る可能性がある一方で、大きな損失が出る可能性もあるということです。QUOREAでは、1年間の資産運用で想定される振れ幅(リスク)を、リターンと同じデータをもとに算出しています。

QUOREAのロボットにも、他の金融商品と同じようにリターンとリスクがあります。高いリターンを狙えるロボットほどリスクも高い傾向がありますが、同じリスクでより高いリターンを狙ったり、同じリターンをより低いリスクで目指したりできるよう、ロボットはさまざまな戦略で作られています。

年シャープレシオ(年SR)

QUOREAの年SRは、1年間に得られると想定されるリターン(年リターン)を、1年間のリスク(年リスク=リターンの振れ幅)で割った値です。値が高いほど、とったリスクに対して得られるリターンが大きいと想定されることを意味します。

年リターン年リスク年SR
30%20%1.5
60%40%1.5

このように年SRが同じでも、下の段のロボットは、上の段のロボットより大きな収益が期待できる一方で、大きな損失が出る可能性もある点にご注意ください。

年SRが「1」なら1年間運用したときに84.1%、「2」なら97.7%、「3」なら99.9%の確率で利益が出る(マイナスにならない)といえます。ただし、これは相場の変動や運用成績が正規分布に従うと仮定した場合です。また、ロボットでの運用は、将来の運用成果や投資収益を保証するものではありません。

※シャープレシオは、厳密には想定リターンから国債などの無リスク資産の収益率を差し引いて計算しますが、便宜的にこれを0として計算しています。

ロボット詳細画面の「(全期間)」の期間

ロボット詳細画面の詳細情報にある、SR(全期間)・リターン(全期間)・リスク(全期間)の期間は次の通りです。

対象期間の始まり(直近まで)
暗号資産(BTC)2018-07-25 19:30
FX(フィリップ・キャピタル証券)2013-01-02 07:30
FX(岡三証券)2013-11-11 07:10
CFD(岡三証券・日経225)2013-11-11 08:30
CFD(岡三証券・NYダウ)2016-06-27 08:30
CFD(岡三証券・NASDAQ)2013-01-03 08:30
CFD(フィリップ・キャピタル証券・日経225)2018-07-02 07:00

ポートフォリオシャープレシオ(SR)

複数のロボットを組み合わせて運用する(ポートフォリオを組む)場合、全体のシャープレシオは、ロボットごとのシャープレシオから単純には計算できません。ロボットどうしの関係によって、組み合わせ全体のシャープレシオが上がったり下がったりするためです。

ヘッジファンドでは「ロングショート戦略」などと呼ばれる考え方で、QUOREAでは「買いロボット」に「売りロボット」を加えることで、近い戦略を実現できます。また、別の資産を対象にしたロボットを組み合わせる(QUOREA BTCとQUOREA FXなど)と、さらに安定させられる可能性が高まります。

QUOREAでは、お使いのロボットのポートフォリオについて、各ロボットの取引のタイミングをふまえ、同時に使った場合のシミュレーションにもとづくシャープレシオを「ポートフォリオシャープレシオ(SR)」と呼び、定期的に計算して運用ページに表示しています。

上級者の方は、複数のロボットを使えるだけの運用資金があるかに十分注意しながら、それぞれのロボットの特徴を最大限に生かせるよう、さまざまな組み合わせを試してみてください。